どうも、まゆらです。
皆さんWeb3.0って聞いたことありますか?
ニュースサイトや書店などでもよく目にするようになってきましたよね。
合わせて、メタバースやら暗号資産やら、知らない言葉がセットで並んでいたりします。
これらは、次世代のインターネット社会についての話題なわけですが、
そんな世界を総称してWeb3.0なんて言ったりもします。
さて今回は、「Web3.0とは?」というテーマで話していきたいと思います。
- Web3.0って聞いたことあるけどよくわからない…
- そもそもWeb3.0なんて聞いたこともない。
- ITに興味あるし、ちょっと聞いてみようかな。
Web3.0を初めて聞く人にもわかるようにやさしく解説します。
まずは、知ること!
では、Web3.0について見ていきましょう!
Web1.0・Web2.0時代
Web3.0の「3.0」とは、ソフトウエアのバージョンのようなものです。
(iPhoneのiOS16.3.1のようなものです。)
ということは、Web1.0・2.0の時代もあるということです。
そしてこれは、これまでの期間ごとに分けで、それぞれの時代に特徴があります。
ですので、Web3.0の説明に入る前に、Web1.0・2.0時代から順を追ってみていきたいと思います!
Web1.0
Web1.0とは、1990年代から2000年代前半までの、インターネットの利用が普及した時代を指します。
この時期は、回線速度も遅く、(写真や動画は無い)テキスト主体のやり取りが主流でした。
そのため、ホームページを見たり、メールを読んだりする「情報が一方通行の時代」だと言われています。
このように企業や一部の発信者が提供する内容を読むだけの時代を、一般的にWeb1.0と呼びます。
Web2.0
そして、2000年代後半から現在までを指すのが、Web2.0です。
Web2.0を一言で表すと、「プラットフォームを通した双方向の時代」です。
通信速度が飛躍的に向上し、インターネットに繋がっていれば、誰でも写真や動画などの大きなデータを個人間でやり取りできる。
Web1.0の「情報をみる」時代から、Web2.0の「情報を交換する」時代になったわけです。
そして、これを可能にしたのが、GAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック(メタ)、アップル、マイクロソフト)をはじめとするメガテック企業です。
これらのメガテック企業が仲介者となり、FacebookやYouTube、InstagramなどのSNSプラットフォームを提供することで、「情報を交換する」時代が実現しています。
Web2.0の課題
通信速度の高速化とGAFAMなどの登場により、とても便利になった一方、
このWeb2.0には大きな課題があると言われています。
それが、「GAFAMなどのメガテック企業による情報の独占」、これによる「プライバシー問題」、「権力や富の集中」です。
個人情報(名前や住所、クレジット番号など)や検索・購入履歴など多くのデータが仲介者である企業に収集されています。
これらの情報が1つの場所に集約されていることにより、サイバー攻撃を受けた際のリスクが高まっています。
このような特定の場所に権力などが集中した構造を「中央集権型」といいます。
そして、これらの課題を解決する新しいインターネットが、Web3.0と言われています。
「中央集権型」や次に出てくる「非中央集権型」という言葉は、Web3.0や暗号資産について学ぶとよく出てくるので覚えておきましょう。
新時代のインターネット・Web3.0
Web3.0が目指す世界
インターネットの新たな概念をWeb3.0と呼び、Web2.0の課題を解決できると注目されています。
そして、そのWeb3.0が目指すのが、「非中央集権型」の世界です。
非中央集権型とは、「GAFAMなどの特定の管理者にデータを集めない仕組み」を実現し、これまでの課題を解決するものになると予想されています。
Web3.0とは
いよいよWeb3.0とはどういったものなのか見ていきましょう。
その前に、Web2.0課題を簡単におさらいすると、「管理者に情報が集中していた」ことでしたね。
これを解決するには、逆に「管理者のいない分散したもの」を作ればいい。
それが、Web3.0であり、「分散型のインターネット」呼ばれています。
では、誰に何を分散するのかというと、「各個人(端末)」に「データ(情報)」を分散することになります。
このとき、みんなで同じ情報を持ち、管理者もいないのでそれぞれの端末間で直接通信を行う、このようなインターネットのあり方をWeb3.0といいます。
Web2.0までの感覚ではつかみにくいし、本当にそんなことができるの?と思いますよね。
でもそれを可能にするのがブロックチェーン技術なんです。
Web3.0を実現するブロックチェーン技術
ブロックチェーンとは、「取引内容を記録するデーターベースの仕組み」のことです。
分散型台帳技術と呼ばれることもあり、この技術は「インターネット以来の発明」とも言われています。
そのブロックチェーンの特徴は以下の通りです。
- 改ざんが極めて困難
- 分散性が高く、管理者がいない
- ダウンが発生しない
このブロックチェーン技術により、Web3.0は実現し始めています。
(ブロックチェーンについては、また別記事にします。)
Web3.0で世界はどのように変わっていくのか
Web3.0の世界は、現在と何が違うのでしょうか。
代表的な変化を簡単に紹介します。
それぞれの詳しい内容は別記事にします。
円やドルなどの通貨 → 仮装通貨(暗号資産)
絵画・アート → NFTアート
株式会社 → DAO
どれもブロックチェーンなどの新しい技術を使ったもので、
未来の当たり前になっていくのではないかと思います。
まとめ
ここまで、「Web3.0とは?」というテーマで話してきました。
結論、Web3.0とは、管理者のいない、分散型のインターネットのことです。
Web3.0時代の話は、仮想通貨やNFTのような資産に関する話だけでなく、
メタバースのような、ゲームなどのエンタメ要素の多い内容にもでてきます。
もちろん、Web3.0にも課題があり、解決していかなければいけません。
しかし、インターネットの新たなステージであるWeb3.0はすでに始まっており、
様々な可能性に満ちあふれています。
それを知るだけでも、将来が楽しみになってきますよね。
まずは知ること!
以上です!