どうも、まゆらです。
今回は、星空撮影について紹介します!
誰かの参考になれば何より!
子どものころに、旅行先やキャンプ先で、都会では見れない満点の星を何度も見てきました。「その景色を写真に残せたらな…」なんて思って始めた星空撮影!
なんとなく難しそうだというイメージがある人も多いのではないでしょうか?私も最初は難しそうだなと思っていましたが、やってみたら意外と簡単にできました。もちろん、いろいろこだわったり、プロが撮るきれいな写真を目指したりすると、とても難しく奥が深いです。
だからこそ、趣味になるととても楽しいかもしれません!
それでは、意外と簡単な星空撮影の流れとやり方を初心者向けに紹介していきます。
必要なもの
まずは絶対に必要なもの3つとあったら便利なものをみていきましょう。
マニュアル設定のできるカメラ
1つ目はもちろんカメラです!
特に、マニュアル設定ができるカメラを準備しましょう。
一眼レフカメラやミラーレス一眼などが一般的です。(最近ではスマホでも取れるようになってきていますが…)やっぱり本格的なカメラをいじって撮影した方がテンションもあがりますよね!
具体的な設定については「星空の撮影方法」で説明しますが、設定に必要なのはF値、シャッタースピード、ISO感度です。この3つが設定できるものを選びましょう。
明るい広角レンズ
2つ目は明るい広角レンズです。
レンズについては、一眼レフカメラやミラーレス一眼のようなレンズ交換ができるカメラの話になります。(若干初心者向けではないかもしれません。)
そして明るいレンズとは、F値が1.4や2.8などの小さいレンズになります。ただし、初心者であればカメラについているキットレンズでもF値を一番小さくすれば問題なく撮れます。
最初に載せた写真もF3.5で撮影していますので!
三脚
3つ目は三脚で、こちらも必須になります。
星空撮影では、撮影中はカメラを絶対に動かさないことが重要です。そのため、ちょっとの風などでは動かないようなしっかりしたものを準備しましょう!
あると便利なもの
絶対に必要な3つのもの以外にあったら便利なものを紹介します。
レリーズ(リモートコントローラー)
1つ目はレリーズ(リモートコントローラー)です。
三脚のときにも書きましたが、撮影中はカメラを動かしてはいけません。これは、シャッターを押す瞬間も同じです。その為、カメラに触れずにシャッターを押す必要があります。そこで、カメラに触れずにシャッターを切ることができるレリーズを使います。
なくてもセルフタイマーを使うことでカメラに触れずにシャッターを切れます。ただし、毎回セットするのが面倒くさいというのはありますが…
ライト・ヘッドライト
2つ目はライト・ヘッドライトです。
理由は何といっても暗いからです。街灯などがないと足元も見えずとにかく危ないですからね。おすすめは、作業中に両手が空くヘッドライトです。また、撮影中は街灯と同じ理由でライトも消しておきたいので、点けたり消したりが楽なものだとなおいいと思います。
イス
3つ目はイスです。
これは、キャンプや釣りなどで使うような小さな折り畳みのもので十分だと思います。撮影中はカメラは常に上を向いています。その為、カメラのモニターを下から覗かなければいけません。中腰や膝立ちだと疲れてしまいますからね。そんなときにイスがあるととても便利です。
虫よけスプレー
4つ目は虫よけスプレーです。
これは季節問わずあると便利です。撮影場所がどこであれ、野外の暗い中で、モニターだけ光っていると少なからず虫が寄ってきます。また、星空撮影に適した場所を探していくとどうしても自然の中が多くなってきますので、虫が苦手な人は忘れずに持っていきましょう。
コーヒー
5つ目はコーヒーです。
はい、完全に個人的に必要なものです。ただ、星空撮影に適しているのは空気の澄み切った真冬です。そんな状況でのあたたかいコーヒー。最高です。なので別にコーヒーでなくてもいいし、場合によってはあたたかくなくてもいいです。ただし、撮影場所の近くにトイレがないこともありますので注意しましょう。
事前準備
星空撮影では、事前準備がとても大切です。
確認することを3つに絞りましたのでみていきましょう!
場所選び
まずは場所選びです。
場所選びの基準は、「できるだけ街灯などの光がない暗い場所」です!
標高が高いとか、街灯がないとか、空が開けた場所とか、星がきれいに見える場所の条件はたくさんありますが、正直星が見える場所であれば家の近くの公園でも海辺でもどこでも大丈夫です。キャンプ場などの旅先でもいいでしょう。
また、少し気合を入れて遠出をしてみるのもいいでしょう。きれいに撮影できる場所を調べてプチ旅行としていくのも楽しいと思います。
場所選びには注意点もあります。当たり前ですが、星空撮影は夜に行います。その場合、暗く慣れない場所での撮影には危険が伴います。特に、きれいに撮影できる場所を求めていくと周りに人が住んでいない真っ暗な場所も多くなります。
初めての場所に行くときは、明るい時間帯に事前の下見をして、危ない場所や撮りたい構図などを確認することをおすすめします。
天気予報の確認
2つ目の天気についてですが、こてはもちろん「すっきりと晴れた日」になるかどうかを確認しましょう。特に、からっと乾燥した天気が最適ですが、これも星が見えていれば問題ありません。
もうひとつ確認するのであれば、日本気象協会の星空指数でしょうか。ただ天気に関しては、行ってみないとわからない部分が大きいです。晴れ予報でも薄い雲や霧がかかっていたり、逆に雲の切れ間に入って星が見えたりとその場所に行ってみてできるかどうかわかるときもあります。
ここは自然が相手なので何度もトライしていくしかありませんね。だからこそ、自宅の近くで気楽に撮影できる場所がある人はとてもうらやましいです!
月齢の確認と月の出入り
3つ目が月齢と月の出入の確認です。
星に比べて、月の光はとても強いです。特に満月やこれに近い日には、月の光によって星が全く写りません。ちなみに月齢とは、1カ月のうちの月の満ち欠けの状態を知るためのものです。月齢と調べれて、できるだけ新月の日を狙うといいでしょう。
また、月の出入を確認して、月が出ていない時間帯に撮影をするのもひとつの手です。
ともかく、街灯であれ、月であれ、星以外の光の少ない場所を選んでいきましょう!
星空撮影のときに気を付けるべきこと
撮影方法に入る前に星空撮影のときに気を付けるべきことを伝えておきます。準備が整って家を出る前に知っておいてほしいことですので是非とばさずに見てください!
ただ、脅したいわけではないので、気を付けることを知っている状態で安全に撮影をしていきましょう!
夜は暗いし怖い!
夜は思っている以上に暗いし怖いです!特に山や本当に街灯がない場所は真っ暗で何に見えないんですよ。前に山で撮影していたらガサガサ音がし出して明らかに何か動物がいる!とわかってとても怖かったです。
また、私は基本一人で撮影に行くので、動物も人も真っ暗でうろうろされるとそれだけで怖かったですね…
できれば一人ではなく、複数人で撮影に行くことをおすすめします本当に!
夜は寒い!
もちろん場所や季節によるとは思いますが、夜は結構寒いです。基本的に真夏以外は防寒対策をしておくことをおすすめします。春秋も、場所によっては寒すぎて撮影している場合じゃなくなることも多々ありますからね。
せっかく時間をかけて準備して、良く晴れた日の夜に出かけても、寒くてそれどころじゃない!なんて嫌ですよね。更に次回行きたくなくなるなんてもったいないですから!
着なくて済む分にはいいですが、寒くても厚着できないのがきついです。ぜひしっかりと防寒対策して撮影に向かってください!
星空の撮影方法
それではお待たせしました。
必要なものを揃えて準備を終えたら、いよいよ星空撮影です!
ざっくりとした流れは、
順番に見ていきましょう。
カメラのマニュアル設定
まずは、基本的なマニュアル設定です。
操作方法はカメラによって変わりますが、星空撮影ではマニュアル設定を使って行います。ダイヤルなどをM(マニュアル)に合わせましょう。そして、F値・シャッタースピード・IOSの3つを上記のように設定し、手ぶれ補正をオフにしましょう。さらに、ピントがずれなようにMF(マニュアルフォーカス)で撮影をします。
基本的な設定はこれだけ!
あくまで初期設定になるので、あとは撮影をしながら少しずつ調整していきましょう。
また、この設定は家などで事前に行っておくといいでしょう!
カメラを三脚にセットして星にピントを合わせる
さてここからは現地での流れです。
まずは足場のしっかりした場所に三脚を置き、カメラをセットします。
一番明るい星がモニターの真ん中にくるようにカメラを夜空に向けます。モニターの拡大機能を最大まで上げ、真ん中の一番明るい星がきれいな点になるようにピントリングを回してピントを合わせます。ピントは一度合わせたら、構図を変えても問題ないので、ピントリングが回らないようにマスキングテープなどで固定しておくといいでしょう。
少し前に撮影したとき、寒い中でまったくピントが合わず、大変な思いをしました。この理由がAF(オートフォーカス)を切り忘れていただけでした…
ピントがずれていると、写真を拡大したときにぼやけてしまいます。撮影して確認し、違うと思ったらピント合わせをやり直しましょう。
構図を決めて撮影
ここまで設定できたら最後は構図決めです。
ここは手順に入れましたが、正直自由です。好きな方向にカメラを向けて撮影をしましょう!ただし、構図の中に明るい街灯が入っていないか、水平線が斜めになっていないか、などに気を付けるときれいに撮影ができると思います。
また、時間があるのであれば、構図決めは夕方までの明るい時間にすることをおすすめします!街灯がないような場所は想像以上に暗いです。設定が終わってカメラを空に向けてもモニターが真っ暗で構図が全く分からないことがあります。なので特に始めていく場所の下見はとても重要なんです!
マニュアル設定を調整しながら撮影を続ける
さて、1枚目が撮影できたらここからは試行錯誤をしていきましょう。トライ&エラーです!
例えば、画像が明るすぎると思ったらシャッタースピードを15秒から13秒・10秒と短くしてみたり、IOSを3200から1600に下げてみたりなど。
逆に、星の写りが悪い思ったら、シャッタースピードを20秒や25秒に長くしたり、IOSを6400に上げたりなど。
撮影をしながら少しずつ設定を変えて、最高の1枚を目指しましょう!
まとめ
「意外と簡単な星空撮影」はいかがでしたか。
場所を決めて、基本設定をしたカメラで撮影し、そこから試行錯誤していく!
旅行やキャンプのついでに行くのも楽しいです!
読んだだけだと難しそうだと思ってしまうかもしれませんが、やってみれば意外と簡単にできるので、ぜひ撮影に行ってみてください!
以上です!
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